糖尿病神経障害は、高血糖によって手足の神経に異常が起き、足の先や裏、手の指に痛みやしびれなどがあらわれる合併症です。
神経障害は糖尿病合併症の中で1番起きやすい合併症です
糖尿病神経障害は、3つの糖尿病合併症の中で1番起こりやすい合併症です。
糖尿病が発症してから血糖値が高いままだと早ければ3年ほどで神経障害が起こることがあります。
最も有名なものは、足先の感覚が低下することです。
軽症のうちはほとんど自覚症状がないことが多く、障害が進んでから手足の指先が時々しびれる、足の裏に違和感があるなどといった症状があらわれはじめます。
また感覚の神経だけでなく、普段意識をしない機能を司る自律神経にも障害が出てきます。代表的な症状としては、めまい・立ちくらみ・便秘と下痢(胃腸障害)・男性機能の低下(ED)・汗の分泌低下などがあります。